1月20日、上田地域振興局主催で『断熱改修はじめの一歩』が開催され、ワークショップ講師として参加させていただきました。

第1部は【ゼロカーボンミーティング】と題して、断熱推進イニシアチブ合同会社の木下史朗さんによる講演と、クボケイからは内窓キットワークショップの製作のコツなどを実演を交えてお話させていただきました。

木下さんのお話では、住宅の断熱改修において特に窓を断熱することへの重要性と効果の即効性を、実例を挙げながら分かりやすく解説いただいたり、断熱関連で利用できる補助金についても話題が出ました。
参加者のみなさんからもたくさんの質問が挙がり、光熱費高騰やSDGsの観点からも関心の高さを感じました。

第2部では、ホームセンターで購入出来る「内窓キット」を使って実際に参加者のみなさんと一緒に会場の窓に内窓を設置するワークショップを行いました。


窓の寸法をしっかり測り、それ通りにキットの材料をカット出来ればDIY感覚で自宅の窓にも設置できます。
掃き出し窓のような大きな窓は少々ハードルが高いですが、トイレの窓など小さな窓からやってみるとコツが掴めていいと思います。
またトイレは北側が多く寒いことが多いので、内窓設置による効果を実感しやすい場所にもなります。
断熱改修の一歩としてトイレ断熱、オススメです！

実際、ワークショップ完成後に施工した部分としていない部分をサーモグラフィーで測ったところ、数値的にも5℃の差がありました。


外気温に左右されずに室内温度を保てれば、冷暖房の効率も断然違ってきます。
手軽に購入できるキットでこれだけの効果があるので、DIY初心者の方もお試し感覚で一ヶ所チャレンジしてみるのもいいかもしれません ^^

完成！

また木下さんのお話にも出た補助金『住宅省エネ2024年』がはじまっています。
今年の夏はエルニーニョ現象で特に猛暑になるとか。。。（例年耳にする気もしますが…^^；）

クボケイでも、住みよい家づくりのための情報発信も定期的にしていければと思います。
気になる方はぜひ１度ご相談ください。

取材いただきました！
>>東信ジャーナル電子版記事